JA総合事業を通じた農業振興と地域貢献に関する取組宣言

JA総合事業を通じた農業振興と地域貢献に関する取組宣言

 JAは、これまで、政府等から「農協改革」の要請を受け、「食と農を基軸とする協同組合」として、総合事業や協同活動を展開し、正・准組合員や地域住民とともに、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化を目標とする自己改革に取り組んで参りました。

 自己改革の取り組みは、一定の実績と評価を得つつありますが、規制改革推進会議は、依然として、“信用事業の代理店化”や“准組合員の事業利用規制”を企図する動きを継続しています。

 さらに、深刻な担い手不足や農産物自由貿易の進展、超低金利政策の長期化等により、農業・地域・JAを取り巻く環境や情勢は一段と厳しさを増し、組織経営基盤の脆弱化が懸念されます。

 このような状況において、JAいがふるさとは、信用・共済事業を含めた総合事業のなかで運営することを継続し、組合員のみならず、地域の方々との積極的な事業利用や活動参加も得つつ、「多彩な農業の振興」と「元気な地域づくり」の活動を拡充し取り組みます。

 このため、農業振興・地域貢献の活動を支える経営基盤を一層強化するため、役職員が一丸となって、運営基本構想・地域農業振興構想の実現を目指し、第1次中期経営計画・2019年度事業計画を起点として、事業の伸長・効率化や内部管理態勢の高度化などの必要な対策を着実に実践します。

 JAは、これからも、“総合事業だからこその強み”を活かし、組合員の負託に応え、農業・地域にとってなくてはならない組織であり続けることを、ここに宣言します。

2019年6月29日

伊賀ふるさと農業協同組合
第2回通常総代会

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