伊賀米について
『JAいがふるさと』は、三重県の北西部に位置し、北は滋賀県に、西は京都府、奈良県に接した、伊賀市にあり、忍者の里・松尾芭蕉生誕の地でもあります。
古くから伊賀は、良質米の産地として知られております。四方を山に囲まれた盆地で、古琵琶湖層の土壌で出来ており、淀川の源流域で清水にも恵まれ、内陸型の気候で気温較差が大きく、年間平均気温は14度前後です。
また、『JAいがふるさと』では、平成16年8月末に、「玄米・精米の製造及び購入米の販売」に関し、ISO9001認証取得をしました。伊賀米センターでは、ISO認証取得を契機に更に徹底した品質管理に努め、安全・安心な美味しいお米を皆様の食卓へお届け致します。
伊賀コシヒカリ日本一の味と香を誇るおいしいお米です。 |
伊賀みえのゆめ年間を通じて、味と粘りが保たれています。 |
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伊賀キヌヒカリ低価格ながらさめてもおいしいお米です。 |
ポイント1 『伊賀米』定義
伊賀地方で栽培されているから「伊賀米」では何処の産地でも同じことです。
JAいがふるさとでは、行政と連携を取り伊賀米振興協議会を平成8年より発足し、他産地に負けないお米を作るため15年産米より「伊賀米」定義を定め特徴あるお米の販売を行っています。
- 全量種子更新
- 栽培管理記録の記帳、提出
- 全圃場土壌改良材施用
- ライスグレイダー網目1.85mm以上使用
- 農産物検査を受けJAへ出荷
ポイント2 土づくり
ふかふかの布団に寝っ転がるととっても気持ちがいいように、「お米」もふかふかの土の中では元気に生育します。元気な稲からとれるお米だからこそ健康的で美味しい「お米」なのです。そのふかふかの土を作るために稲わらのすき込み、有機質肥料、堆肥の投入などを行っています。
ポイント3 食味向上
稲も元気に育つには、肥料が必要です。でも、あまり太りすぎると「タンパク質」が溜まり「粘り・風味」が無くなり、不味い「お米」になってしまいます。そんな「お米」にならないように肥料についても適期・適量施用を心がけています。
ポイント4 適期刈り取り
若いうちに収穫したトマトよりも、よく熟してから収穫したトマトの方が美味しいように「お米」も収穫するのに調度良い時期があります。早くても遅くても不味い「お米」になってしまいます。やはり米と言っても「刈り取り時期」が大事なのです。
ポイント5 最適水分に乾燥
「お米」を炊いた時に、糊みたいになってしまったことはありませんか?乾きすぎた「お米」を使うと、炊飯器の中で水をつけたときに割れてしまうからです。かと言って湿り過ぎた「お米」だと米びつがカビだらけになってしまいます。そんな無惨な「お米」にしないためにも乾燥時には細心の注意を払っています。
ポイント6 最後の仕上げ
「お米」を炊く時に大きい粒や小さい粒、十分に熟していない粒が混ざっていると炊き上がりがムラになります。上手に炊いたつもりが不味い「お米」になってしまいます。そんなことがないように当地伊賀ではふるいの目をきつくして粒ぞろいの良いものを作るように心がけています。また、自然の空気を、ふんだんに受けた天日干しは、昔からの技術です。この良さを取り入れた技術により、伊賀米をより一層美味しく仕上げることが出来るようになりました。そんなお米も販売しています。