JAいがふるさとは6月9日、名張市に「地域農業の振興強化に関する要望書」を提出し、農業経営や食料の安定供給を持続可能にするための、支援や連携を求めました。
要望書には伊賀米生産者の所得向上につなげる広報活動の継続や、高温耐性品種への取り組みに対する支援と連携、伊賀牛の肥育頭数の維持・拡大に向けた助成の継続、新規就農者獲得の促進、次世代担い手育成対策、環境に配慮した農業の普及拡大に向けた支援などを記載しました。
JAいがふるさと北川俊一組合長は「環境が厳しくなっているが、伊賀の特色を出して地域農業を守っていかなければならない。今年は第二次地域農業振興構想をスタートさせる年。多様な担い手が育つ持続可能な農業の実現のためにご協力いただきたい」と話し、要望書を北川裕之市長に手渡しました。
北川裕之市長は「どの項目も地域の農業を守っていくうえで無視できない重要な内容。どのように対応していくか担当部署と知恵を絞って検討し、対応していきたい」と話しました。