12月に伊賀支店で防犯訓練を伊賀警察署の協力のもと実施しました。
訓練は防犯意識の向上や、非常時における職員の役割と行動を再認識することが目的です。
今回は特殊詐欺未然防止訓練と強盗防犯訓練を行いました。
特殊詐欺を想定した訓練では、「急いで300万円出金したい」と来店した男性客役の署員に対して、JA職員がお金の利用目的を聞き取り、振り込め詐欺の被害を防ぎました。
強盗防犯訓練では、拳銃や刃物を持った2名の強盗犯が現金を要求し、奪って逃走する想定で行いました。
訓練後の終了後には、犯人の服装や身長などの特徴や逃走車両のナンバーなどをどのくらい覚えていたか確認しました。
伊賀警察署によると、特殊詐欺被害件数は11月末現在で県内全体が316件、被害額は約10億2650万円、伊賀署管内では12件、被害額は約8460万円に及ぶとのことです。
今年の傾向は特殊詐欺の中でも、未払いの料金があるなど架空の事実を口実としてお金をだまし取る「架空料金請求詐欺」が多くなっているようです。不審な電話やメールには慌てずに、家族やJA窓口、警察などに相談しましょう!